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専門学校の学費

専門学校に通うにはどれくらいのお金が必要なのでしょうか。具体的にかかる種類としては入学金、授業料、実習費、施設設備、教材費などがあります。ですから、授業料はどのような専門学校を選ぶかによって大きく変わってきます。例えば、工業関係の私立の専門学校では、実習費がかさむ場合があり、卒業までに1000万円ほどかかることも少なくありません。医療関係の場合は2000万円ほどかかることもあります。もちろん公立の専門学校の場合は私立よりもかなり安く学費を押さえることもできますが、施設や授業の充実具合で私立ほどではないことも多々あるでしょう。また、専門学校に通うことによって実家から離れて一人暮らしを始める場合は、普段の生活費も決して少なくありません。自分でバイトをしながらの生活だとしても、十分に必要な額を賄うことは難しいでしょう。学費を稼ぐために働いて、結局は授業に身が入らなくなるという悪循環に陥らないように注意が必要です。

また、専門学校の中には各都道府県の認可を受けていないところもあります。その場合は学割の適用がされませんし、卒業しても正式な学歴にはなりませんので、専門学校を選ぶ際にはこうした点も十分調査しておきましょう。

専門学校は楽なのか

専門学校は卒業するのが楽なのでしょうか。もちろん、卒業の難易度は専門学校によっても異なりますが、学校によっては進級試験が非常に難しくそれに合格できないと退学をさせるという厳しい学校もあります。そのため、そうした学校で最後まで残り卒業まで果たした生徒は、そのまま実際の職場でもすぐに活躍できる可能性が高いのです。就職率100%を誇る専門学校は、卒業までに就職できないような生徒はふるい落とされるという厳しい側面があるのかもしれません。また大学などの教育機関では重要視される偏差値も、専門学校の場合にはそれほど関係しないことも少なくありません。特に芸術系の、学力をそれほど問う必要のない専門学校の場合は、偏差値よりも作文や面接などでその人の才能を図る側面が強いようです。とはいえ、医療系の専門学校などでは基礎的な学力がさまざまな試験において問われますので偏差値は重要とみなされる可能性が高いです。また、ホテル関係やエアライン関係も、基本的な学力がないとその後の勉強が難しくなるため、最低でも偏差値40以上はキープしている必要があるでしょう。

将来何になりたいのか、自分のどのような長所を生かしたいのかによってどんな専門学校を選ぶのかは変わりますので、ぜひ真剣に選んでいきましょう。

専門学校の就職率

いくら専門学校に入ったとしても、その後自分の望む職業や企業に就職できなければ意味がありません。ですから、専門学校は卒業後の進路の状況も十分に調べた上で入学を検討した方が良いでしょう。しかし、多くの専門学校は実際のところ大学よりも非常に高い就職率をたたき出しているようです。近年での調べでは大学卒業者の就職率が65%ほどにとどまるのに対して、専門学校の就職率は75%と高い数字になっています。なぜ専門学校はそれほどまでに高い就職率を誇るのでしょうか。

高い就職率の秘密は、即戦力として企業が使いやすいという点でしょう。大学卒業したとしてもそれまで実務的な経験のない人を一から育てるのには企業としてもとても労力のいることといえます。一方で、専門学校で実戦とおなじような環境ですでに訓練を積んできた人たちは企業にとっては基礎的なことを教える必要のない人材として重宝します。ですから、学歴よりも実務的な面を重視する企業の場合、専門学校卒業生を優先して採用する傾向があるかもしれません。また、専門学校によっては独自のパイプで持っている求人情報も少なくありません。そうした背景も調べた上で専門学校を選ぶなら、夢の職場に一歩近づけるでしょう。

専門学校で学ぼう

10代の場合、特に考えるのが進路です。どのような学校に行くのか、何を学ぶのか、どんな職業を目指していくのかなどその後の人生にもこの時の決定は大きな影響を与える可能性があります。そのような中で、より専門的な技術や職業に特化した学校があります。それが専門学校です。専門学校とは、昭和51年に新しい学校制度として誕生した学校で、実践的な職業教育、専門的な技術教育を行う教育機関として創設されました。その分野もさまざまで、芸術の分野から、語学、技術職までまさに自分の最も興味のある分野を集中的に学ぶことができる学校として注目されています。専門学校を卒業後その分野で活躍しているスペシャリストも多く、なりたい職業がすでに10代のうちに固まっている場合はより効果的に学ぶ機会となるでしょう。

専門学校の魅力は職業に直結していることによる実務的な技能の習得がしやすいことですが、設備にもかなりの力を入れており、職業の種類によってはほとんど実践と変わらない環境で学ぶことが可能となっています。また、講師の多くはプロですので、あこがれの職業についている第一線のプロから学ぶことができる機会はその後の実務においても大きな宝となるでしょう。何よりも専門学校は座学もさることながら、実践しながら学べるようにカリキュラムが組んであり、言葉や知識だけでは十分につかめない部分を体で覚えることができます。体を動かしながら習得していくことによってより生きた勉強ができるようになるでしょう。